【育休復帰】ワーママ生活は、育休明け1年目が最もつらい!

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2人目の育休復帰から丸3年。

これから職場復帰を控えているママには申し訳ないのですが、正直なところ、育休明けの1年目は1回目も2回目も本当に大変でした。

この記事では、育休復帰の経験があるにもかかわらず、なぜそんなにつらく感じたのか。

不器用な私がどのように乗り越えたのかをお伝えします。

育休復帰が不安なあなた、大丈夫です。

「こんな人もいるんだ」と少しでも気持ちが軽くなれば嬉しいです。

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職場では戦力どころか足手まといな存在になった

パソコンの簡単な設定すら思い出せない

2人目の産休・育休期間は約2年ほどで、復帰と同時に他部署に異動することに。
復帰初日の簡単なPC設定からつまずき、マニュアル片手に途方にくれることもしばしば。
2年間できれいさっぱり仕事の事を忘れていました。

ケアレスミスがとにかく多い

異動後の部署は書類の作成・発送がメイン業務。入力箇所に記載が漏れていたり、
日付や金額の記載を間違えたり。育休前ではありえないようなケアレスミスを連発。
チェックリストを使い、更に指さし確認まで行った書類のミスを指摘された時は激しく落ち込みました。
次こそはミスしないようにしないと変なプレッシャーを感じ、どんどん萎縮していきました。

時間に余裕がなく仕事が終わらない

始業時間30分・就業時間1時間短くした時短勤務にて復帰したのですが、時間内に仕事を終わらせることが全くできませんでした。同僚や先輩にお願いする事もあり肩身の狭い思いをしていました。ケアレスミスは多い、仕事は中途半端と使えない自分に嫌気がさし、自己肯定感がどんどん下がっていきました。

家庭では子供たちの発熱と回らない家事に苦しめられる

「下の子は上の子から風邪もらうから休みにくいよ」という話は幻想だった

育休中、上の子が保育園でもらってきた風邪をひくことが多かった下の子。先輩ママから「下の子は赤ちゃんの頃から上の子の風邪をもらって免疫がつくので、上の子ほど保育園休まないよ!」言われ本気で信じていましたが、保育園入園後、見事に発熱のオンパレード。
当たり前の話ですが、体調を崩す崩さないは個人差があります。結果上の子よりも体調崩す頻度は多く保育園をたくさんお休みしました。(泣)

仕事で疲弊しているのに、帰宅後も家事・育児とフル稼働


仕事を終えてお迎えに行った後がワーママ生活の本番開始
夕飯の支度・食器洗い・お風呂掃除・子供達を風呂に入れる・髪を乾かす・歯磨きする・絵本を読む・下の子にミルクを飲ませる・下の子をおんぶして寝かしつけする・上の子を寝かしつける とフル稼働していました。

子供が寝た後に片付けして自由時間を満喫しよう・・・眠くて無理!

やっと子供たちが寝たころにはすでに体力の限界。
好きなドラマが見たいと思っても、体力が限界で寝落ちしてしまいます。
しかも下の子の夜泣きがあったため、夜中に2~3回起こされる生活。
疲れがとれない生活がずっと続きました。

仕事も家事も子育ても限界!ワーママ生活継続のためにやったこと

どうしてミスが多いのか原因と対策を考える

・下の子の夜泣きがあって圧倒的な睡眠不足だった。
→夫と協力して起きなくてよい日を設けた。復帰して8か月後にようやくミルク卒業。夜泣きが解消し、睡眠時間復活。仕事の効率が上がってきた。

・確認作業はしていたが、作成件数を増やそうというあせりからしっかりチェックできていなかった。
→作成件数を増やすことを諦めて、ミスなく作成することに目標変更。焦りがなくなったこと、確認作業を徹底的にやることでミスを減らすことに成功しました。

出来る限り協力しようという姿勢で仕事に臨む!

復帰後半年後に社内で新システム導入。前代未聞の繁忙期へ突入し、上司から時間外勤務・休日出勤要請。時短勤務ではありましたが、夫と協力して休日出勤したり、子供たちが寝た後に在宅残業をしたりもしました。権利を主張することもできますが、時短勤務であっても会社に貢献したいという姿勢を見せようと仕事に取り組んだことで同じ部署のメンバーとの距離も縮まり、一緒にがんばる仲間として認識されるようになりました。

子供の発熱、どうしようもない時は潔く休む

私が働いている部署は、シフト制で月の約半分が在宅勤務になっています。子供が発熱で出社できない日は、在宅勤務で仕事をしようと頑張っていたのですが、保育園児2人を1人で見ながら仕事をすることは容易ではありません。特に下の子の成長と共に全く仕事にならないことも。上司に現状を訴えて、在宅勤務であっても潔く休むことに決めました。

上の子の時に活用していた病児保育は、コロナの影響で預ける前にPCR検査を受けないといけないというルールに変更。預けるのに1~2時間かかるようになっていたため、この1年間は利用しませんでした。
病児保育は、自治体や預ける病院によってルールが様々なので事前にしっかり確認しておきましょう。

ワーキングマザー向けの研修に参加する

社外研修でワーキングマザー向の研修を見つけて受講してみることにしました。
自己肯定感が下がりまくっていたころだったので、同じような境遇の方話すしたことで、受講後心がだいぶ軽くなりました。職場で時短勤務者や育休明けの仲間がいたとしても復帰1年目は孤独な闘いになりがちなので、こういった研修を受けてみるのもおすすめです。

家事は家電や他人に任せる

ワーママ生活を送るにあたって、1番効果が出やすいのがこの家事時短の部分です。
家電:ドラム式洗濯乾燥機・食洗器・マキタの掃除機・ホットクックを導入
人:家事代行で掃除や整理整頓を依頼。洗濯は夫担当に。
買い物:食材宅配(コープデリ・オイシックス)・ネットスーパー

色々導入した結果、平日家事が回らない&休日も家事に追われて休めないという問題は解消。
平日も仕事に集中できるようになりました。

断捨離して心に余裕を持たせる

育休明け1年目は心に余裕がなく、部屋が片付かない日が多くイライラする日々。
一念発起して断捨離を開始したところ部屋も心もスッキリ。
精神的に追い詰められている時こそ、小さな場所だけでもいいので断捨離をすると心に余裕ができます。

復帰して3年。ワーママ生活を楽しんでいます!

2回目の育休復帰を経て痛感したことは、子供1人の時にできていた無理がきかなくなるという事です。

育休復帰前は、1度経験しているから大丈夫。と謎の自信がありましたが、見事に打ち砕かれました。
私は能力的に出来が良いタイプではないため、時間外勤務などでカバーしてきた部分がありました。
そのため、時間が使えない環境がとにかくきつかったです。
仕事のスピードについていけず本当に目が回っていました。

育休復帰して3年。諦めずに働き続けた結果、時短勤務でも時間内で業務を回せるようになり、今では副業までできるようになりました!

この3年でワーママ筋力がだいぶついてきたなと感じています。
今も子供の体調不良で仕事に行けない日は多々あります。
でも大丈夫。
職場への感謝の気持を忘れずに、ひたむきに仕事をしていれば自然と評価はついてくるはずです。
これからも、ワーママ生活を続けていきます。

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